北海道稚内市とのタイアップ事業

北海道稚内市とのタイアップ事業。
積雪寒冷地における耐寒性実証実験。

取り組みの背景

北海道をはじめとする積雪寒冷地において、厳しい雪や寒さから、再生可能エネルギーによる発電(創エネ)や、蓄電池が十分に作動しないのではないかといったことや、賢いエネルギーの活用方法が分からないなどといった懸念があり、スマートシティの構築に向けた取組を進めるための具体的な環境設備が必要とされていました。 こうした懸念を払拭するため、参画事業者と北海道がタイアップして、冬期間の風雪が厳しく、メガソーラー発電所を所有している稚内市において、積雪寒冷地におけるスマートシティの構築に向けた耐寒性実証試験を実施しています。

実証実験の概要

低温特性と長寿命を併せ持つBIND Battery®(4.8kWh)を使用。
札幌市のクリーンエネルギー関連機器販売業者である有限会社トミタ様のPVチャージステーションと連携し、外気温及び蓄電池が保管されるプレハブ内温度の観測や蓄電池の充放電特性を検証しています。
蓄電池の電力は、融雪マットを用いた融雪状況の定点観察に利用されています。

関連技術