電力コストの削減
蓄電池を活用することで、ピーク時の電力供給を避け、電力価格が安い時間帯に蓄電することで、全体のエネルギーコストを削減することが可能です。特に、企業や産業分野においては大きなコストメリットがあります。電力の需要ピークを減らすことで、電力網全体の安定化にも寄与します。
CONNEXX SYSTEMSの大容量コンテナ型産業用蓄電システムはメガワット規模のプロジェクトに最適です。オフサイトの蓄電所には ACリンク、オンサイトの需要家側設置に関しては太陽光との連動性の高いDCリンクなど、最適なシステムをニーズに合わせてカスタマイズ可能です。需要家側設置の際に求められる、負荷追従制御、ピークカット、BCP対策などの制御EMSを標準搭載。ご要望に応じた最適なシステム設計でワンストップソリューションをご提供いたします。危険物とならない容量・低重量設定で、消防法や設置のしやすさに配慮。セル適合規格は国際基準であるIEC 62619認証をクリアした安全性の高い定置用の大型蓄電システムとなっています。
電池本体とEMS等の制御装置をコンテナに一括収納 |
電力貯蔵システムの規模に合わせて幅広いカスタマイズが可能 |
ACリンク・DCリンクを案件に応じて最適設計 |
日本国内の消防法に準拠した製品設計 |
セル適合規格は国際基準であるIEC 62619認証をクリア |
設置のしやすさに配慮した安全性の高い蓄電システム |
UL9540A |
蓄電システム内に搭載されるセルの熱暴走に起因する火災および類焼を模擬する試験方法に関する規格 |
脱炭素社会の実現には、再生可能エネルギーが必要です。しかし発電出力が天候に左右されるなど、不安定な電源の安定供給には、再エネの電気を貯めておく必要があります。再生エネルギー電源の導入拡大には、大容量の定置用蓄電池/メガワット級大型蓄電システムは欠かすことができません。リチウムイオン電池を搭載した大容量のエネルギー貯蔵蓄電システムの導入は、BCP対策として電源を確保するためのバックアップの役割も果たしながら、再生可能エネルギー発電の平滑化、電力系統網での周波数調整、電力系統安定化に寄与し、再生可能エネルギーの余剰対策や、ピークシフトによる電力ピーク対策などに有効な手段となります。また企業のCSR活動の一つとして、CO2削減、カーボンニュートラルへの貢献に繋がります。
需要家側設置 |
電力のピークカット |
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太陽光の自家消費(負荷追従運転) |
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BCP対策 |
系統用側設置 |
蓄電所(調整力・容量・各市場取引) |
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オフサイトPPA※ |
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VPP※(アグリゲーション・アービトラージなど) |
引用:資源エネルギー庁Webサイト|資源エネルギー庁 - 経済産業省
電力貯蔵システムの規模に合わせて10フィート、20フィート等のサイズのコンテナに電池本体と制御装置を搭載した大型定置用蓄電システム。数百キロワットから数メガワットにわたる幅広い規模でカスタマイズが可能です。10フィートサイズのコンテナに蓄電池容量430kWhまで、20フィートサイズコンテナに蓄電池容量1290kWh(ACリンクの場合)まで収納が可能です。
スワイプしてご覧いただけます。
コンテナ | DCリンクの場合 | ACリンクの場合 | BAT_EMS(Master) | BAT_EMS(Slave) | ||||
蓄電池容量 | PCS容量 | DC/DC容量 | 蓄電池容量 | PCS容量 | ||||
標準蓄電システム | 10FT×1台 | 430kWh | 100〜200kW | 100〜200kW | 430kWh | 100〜200kW | 1台 | 0 |
20FT×1台 | 860〜1075kWh | 100〜300kW | 100〜400kW | 860〜1290kWh | 100〜500kW | |||
カスタム蓄電システム | 20FT×2台 | 2150kWh | 200〜600kW | 200〜800kW | 2580kWh | 1000kW | ||
20FT×(3〜8)台 | 3225〜8600kWh | 〜2000kW | 〜3200kW | 3870〜8600kWh | 〜2000kWh | 〜8台 |
蓄電池を活用することで、ピーク時の電力供給を避け、電力価格が安い時間帯に蓄電することで、全体のエネルギーコストを削減することが可能です。特に、企業や産業分野においては大きなコストメリットがあります。電力の需要ピークを減らすことで、電力網全体の安定化にも寄与します。
地球温暖化が加速する今、CO2排出量を減らす対策はすでに常識的になりつつあります。蓄電池の導入で再生可能エネルギーの自立電源化を推進し、再エネの有効活用で脱炭素化・RE100(Renewable Energy 100%)に向けた取組強化を目指すお客様のCO2排出量削減や企業のCSR活動にも貢献します。
大規模な災害では復旧に時間がかかることがあり、長期にわたる電力供給の中断が生じることがあります。大容量の蓄電システムを導入することで、電力供給の長期的な確保が可能となり、事業活動を持続的に行うためのエネルギーを蓄えて、業務に欠かせないインフラを維持できます。
蓄電池は用途やサイズ、接続場所によって様々な種類があります。電力系統につないで利用されるのが「系統用蓄電池」です。この大規模な蓄電池を、再エネ発電所や基幹系統につなげば、電力が余った時には蓄電し、電力が不足した時には放電することで、系統電力の安定化を図ることができます。電力系統用の蓄電池を使うことで、電力の需給バランスを改善したり、再エネの導入可能な量を増やしたりすることが可能となります。
需要側 |
家庭用 |
需要家側に設置される蓄電システムのうち、戸建住宅向け、集合住宅向けに供される系統連系タイプの蓄電システム。 |
業務・産業用蓄電池 |
商業施設・産業施設・公共施設に併設される電力貯蔵システム。バックアップ電源、無停電電源装置(UPS)に使用される蓄電池も含まれます。 |
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系統用・再エネ併設用 |
系統用蓄電池 |
〈系統用〉系統側に設置され、系統安定化、周波数調整等に使用される系統直付けもしくは系統設備併設の蓄電システム。 |
〈再エネ併設〉太陽光発電や風力発電のような再エネ発電所に併設される蓄電システム。 |
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その他(車載用・民生用) | 電気自動車やハイブリッド自動車に搭載される蓄電池やPCや携帯、小型電気機器に搭載される蓄電池など |
出典:経済産業省 資源エネルギー庁 定置用蓄電システムの普及拡大策の検討に向けた調査
蓄電池導入に使える補助金の一例をご紹介します。政府や地域自治体が、脱炭素社会を目指すために蓄電池導入を支援する政策を提供しています。補助金の詳細は各省庁・各地方自治体などのホームページをご確認ください。
再エネ導入拡大を見据えた系統用大規模蓄電池導入支援事業〈東京都〉 |
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【10/31締切】
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令和6年度 需要家主導型太陽光発電導入支援事業 |
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【10/25締切】令和6年度予算公募申請(単年度事業)
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下記はコンテナ型大型蓄電システムの製品仕様の一例です。
設置条件 | 周囲環境条件 | 使用場所 | 屋内及び屋外(IP54相当) |
動作温度 | −20℃〜45℃ | ||
最大許容湿度 | 90%RH(ただし、結露無きこと) | ||
保存温度 | −20℃〜50℃ | ||
標高 | 2,000m以下 | ||
塩害レベル | C4 |
構造 | 製品寸法 | 6058mm×2591mm×2438mm 以内 |
重量 | 約18000kg | |
IP等級 | IP54(室外) | |
動作温度/相対湿度 | −20〜45℃/5%〜90%(結露しないこと) | |
保管温度/相対湿度 | −20〜45℃/5%〜90%(結露しないこと) | |
冷却方法 | 電気室:空冷式/蓄電池室:空冷式 |
蓄電池 | 電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 | |
セル | 公称容量 | 280Ah | |
規格 | UL9540A, IEC62619, UN38.3 | ||
モジュール | 構造 | 1P16S(16セル直列接続) | |
公称電力量 | 14.336kWh | ||
規格 | UL9540A, IEC62619, UN38.3 | ||
コンテナ | 公称電圧 | 768V | |
電圧範囲 | 672V〜864V | ||
公称電力量 | 1075kWh | ||
充放電効率 | 97% | ||
最大充放電電流 | 170A | ||
DOD | 95% | ||
サイクル数 | 8000回(60%) |
交流側 | オングリッド | 出力電圧 | 380V(±15%) |
電気方式 | 三相3線式 | ||
定格出力電力 | 250kW | ||
周波数 | 50Hz/60Hz | ||
定格出力電流 | 380A | ||
高調波電流総合歪率 | <3% | ||
力率 | −100%〜100% | ||
オフグリッド | 出力電圧 | 380V(±15%) | |
電気方式 | 三相3線式 | ||
定格出力電力 | 250kVA | ||
周波数 | 50Hz/60Hz | ||
定格出力電流 | 380A | ||
瞬時最大出力電流 | 418A(30秒) | ||
高調波電圧総合歪率 | <1.5%(負荷抵抗) |
PV (太陽光発電) |
MPPT回路数 | 5回路 |
入力電圧範囲(PV開放電圧) | 250V〜620V | |
定格入力電流(PV動作電流) | 130A/1回路 (最大入力電流156A) |
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定格入力電力 | 50kW/1回路 (最大入力電力75kW) |
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定格出力電力 | 50kW/1回路 | |
定格出力電流 | 130A/1回路 |
扉の開閉空間やコンテナ放熱等のため、青色部分の領域以上の空間の確保が必要です。
CONNEXX SYSTEMSは電池メーカーとして培ってきた豊富な経験と技術でお客様のご要望に柔軟にお応えします。ご要望に応じたシミュレーションにより、最適なシステムを設計いたします。蓄電池の大規模なエネルギー貯蔵ソリューションならコネックスシステムズへご相談ください。
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